黒五八白の捨て猫たち

答えのその先、深淵に入り込んだ言の葉達を、見境もなく捨てていきます。問うとすれば、それは人の探究心だけ。

捨て猫へ、虚無への黙祷

 

 

 

人とは

なんだ

自らの

孤独に

 

吸い込まれる

 

光が今

その暁

その深紅

ただ一つ

 

裏返せば

それは黒

 

或いは

殆ど無

 

只々、

真空、

無色、

無音への

焦燥

 

 

そして

ぼくは

また、

孤独の

深淵に1人

 

 

一筋の光

今は消えて

限りない

薄倖に

私は

絶望と

深淵を

見出す

宿命という

その運命を

その虚無への

黙祷を

 

捧げるなら

この素朴な

我が身を

素朴が故の

鋭敏な肢体を

全ての感受を受け止め

立ち上がれ

 

いま、

恵福なままに

全てを

有か無の

絶妙のままに、

 

それでもなお、

生という希求に

呼吸し

探求し

悶える

この身に

戦慄の幸あれ